リチウムイオンバッテリーは継ぎ足し可能なのはみんな知ってるけど、何となく完全放電&満充電が電池に優しい(寿命が延びる)と思いがち
でも実はそうじゃない
ポイントは
- バッテリー容量の20%〜70%の間を使う
- ノートパソコンをACで使う時はバッテリーを外すか、「Smart Battery」などのソフトで充電しすぎない様にする
これはリチウムイオンバッテリーの以下の性質による
- リチウムイオンバッテリーの充電回数は500回と言われているが、それは空の状態から満充電を500回分の充電量という計算で、充電回数自体ではない。
例えば、20%〜70%というのは丁度、全容量の50%なので、これを1000回繰り返すとメーカー指定の寿命と同等となる
- 20%以下と70%以上のエリアはリチウムイオンバッテリーの寿命を大きく縮める。完全放電や満充電状態が長く続く程、バッテリーは痛む
- リチウムイオンバッテリーには、ニッケル水素電池の様なバッテリー効果(継ぎ足し充電による容量低下)は無い
なので、20%〜70%の間で継ぎ足し充電するのがバッテリーの寿命を長くすることになる
ケータイの電池がいつもキツい人も、帰宅後すぐにケータイを充電器へ乗せずに寝るまで我慢するなどして、出来るだけ満充電状態にある時間を減らす様に心がけよう